故障時は別の顔(ポルシェセンター横浜のサービスと利益の間で)【第9話】

【まえがき】妻の生涯初にして最愛の、そして私達の交際当初からの思い出が沢山詰まった愛車ポルシェ911カレラS(type997)が、エンジン内シリンダー損傷修理のためにポルシェセンター横浜サービス工場に入庫して、5ヶ月目に突入しました。





理由は購入元であるポルシェセンター横浜が、保証期間中に点検修理をお願いしたにもかかわらず適切な処置を怠った結果、引き起こした重大な故障への対応を、保証期間が過ぎたのを理由にその修理費負担をオーナー側に求めているからなのです。





買って1年で上記の理由以外にもエンジンストールやアイドリングの一時不安定化等により、3度の入庫を余儀なくされたのみならず、会社側の落ち度が引き起こした故障の修理費をオーナー側に求める無責任さ。そして会社や自己の利益しか頭にないとしか思えない担当者の「のらりくらり」の対応…「安心と信頼」どころか「誠意」すら全く感じられないのです。





小学生の頃、荒れたオフロードを颯爽と走るポルシェ959を見て以来の憧れ「ポルシェ」。その夢すらも打ち砕かれようとしている私たちの「今」が、極めてレアなケースであることを、そして同じような思いをする人がこの先現れないよう、更には交渉が進捗することも切に願いつつ、これまでの経緯を数回に分けて、皆様にご紹介させていただきます。













【第9話】はその後の行動「第3弾」です。(「第9話の第3弾」とは紛らわしくて、スミマセン…)

弁護士さんのアドバイスに従って、保証の適用申請を却下したポルシェジャパンのカスタマーケアセンターに相談してみました。





「保証期間中の点検をしてもらえず、それが原因で保証期間終了後に発生した重大な故障への支払いを求められ、5ヶ月経っても車は入庫したままで困っている。」、
「保証適用の審査に、経緯は加味されているのか?」と。
担当者の回答は、「(前者については、)状況を確認し、改めてポルシェセンター横浜から連絡させます。(後者については)保証の適応申請時に経緯の説明は含まれません。」と、これまでポルシェセンター横浜側に再三確認し、その都度得ていた「経緯については確りと説明しています。」との回答を覆す驚きの回答でした。





後日、経緯の説明についてポルシェセンター横浜の武田さんに確認したところ、(これまで2回実施した申請のうち)最初の申請には、経緯の説明はなかったものの、2度目の申請については、確りと経緯を説明した上で申請されたとの事でしたか、どの様な経緯説明をしたのか情報提供を求めましたが、社内規則を理由に断られてしまいました。
100歩譲って経緯の説明がされていたとしても、これまでのポルシェセンター横浜側の対応を踏まえると、とても公正な経緯報告がされているとは到底思えません。きっと、自分本位で自己弁護溢れる報告になっているのではないでしょうか??!
「経緯が報告されていました。」
「はい、そうですか。」
と、とても終われる状況でもありませんので、どの様な経緯説明がされたのか、次回、ポルシェジャパンに問い合わせてみる事にします。




また、この電話の中で「そもそもポルシェジャパンが保証の適応申請を却下しなければ…(こんなに困らなかったのに??!)」との発言がありました。
私から言わせて貰えれば、「そもそもポルシェセンター横浜が、保証期間中に点検整備をしてくれていれば…。」というのが本音なのですが、余りにも無責任な発言にもグッと堪え、どさくさに紛れ3度目の保証適用申請を約束していただきました。













更に、「このまま修理をしないのであれば、一先ずカレラを引き取り代車を返却して欲しい。」との脅迫めいた(?!)申出がありましたが、当然、前述の通り妻のカレラは走行禁止ですし、その間移動手段を手放す訳にもいきません。
先方はカレラを積載運搬してでも引き取らせたかったようでしたが、丁重にお断りしたのでした。




Katsuaki Ue93 : )

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